髪はケラチンというタンパク質の一種でできている

健康のためやダイエットのために、肉や乳製品を控えていませんか。たしかに、肉や乳製品はカロリーが高く飽和脂肪酸が多いので、摂りすぎると動脈硬化や脳梗塞などのリスクを高めます。しかし、控えすぎるとタンパク質が不足して抜け毛を増やします。

髪はケラチンというタンパク質の一種でできています。タンパク質がないと髪を作ることができないので、肉などを控えすぎると抜け毛が増えて髪が育ちにくくなるのです。髪の原料になるタンパク質が不足していては、いくら育毛剤を使っても効果が表れにくくなります。育毛剤を使用しても効果を実感できないのときは、タンパク質が不足していないか見直してみましょう。

タンパク質が多いとはいっても、肉と乳製品の食べ過ぎには注意が必要です。飽和脂肪酸を過剰に摂取すると、皮脂分泌が活発になります。皮脂が毛穴に詰まると抜け毛が増え、過剰な皮脂で頭皮環境が悪化して髪が育ちにくくなったり、フケやかゆみのトラブルがでるようになります。

タンパク質は魚、卵、大豆などにも多く含まれています。魚には良質な油のDHAとEPAが含まれているのでおすすめです。DHAとEPAは血液をサラサラにし、血流がよくなることで髪に必要な栄養が届きやすくなります。良質な油はツヤツヤな髪を作ります。大豆には女性ホルモン様物質のイソフラボンが含まれており、男性ホルモンが原因のAGAや女性ホルモンの減少が原因の抜毛や薄毛によいです。納豆、豆腐、ゆば、味噌、豆乳などさまざまな大豆製品があります。

ダイエット中の方はタンパク質が不足しがちなので意識して摂りましょう。1日3食毎回タンパク質が多い食品を食べるようにします。1回あたりの目安量は手のひら一枚分です。人間には体内で作ることができない必須アミノ酸が9種類あり、すべてそろわないと上手く利用できません。食品によって含有しているアミノ酸の種類や消化吸収率が違うので、朝は卵、昼は大豆、夜は魚といったように、毎回違う食品からタンパク質を摂るようにしましょう。